COLUMN
[ 2014.05.12 ]

お祭りこそクラウドファンディング!地域ならではの魅力を全国に発信しよう


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日本でも広がりつつあるクラウドファンディングですが、実はこれと良く似たプロセスは、国内でも昔から行なわれています。

地域のお祭りの運営は、周辺の住人や商人、企業などからの寄付が主な資金源です。
寄付をした人々にはお祭りが開催できる喜びに加え、特製手ぬぐいやカレンダーなどの粗品が貰えたり、町内に名入りの提灯が灯ったり、立て看板に名前が記されたりするなど、様々な特典がついてきました。

そこで今回は「お祭り×クラウドファンディング」をテーマに、お祭りをもっと盛り上げられるようなアイディアを考えてみました。

事例:フルマラソン「東北風土マラソン&フェスティバル」

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フランスメドックマラソン協力!東北風土マラソンで復興を応援したい!
http://shootingstar.jp/projects/442

事例として、クラウドファンディングを活用した地域のイベント「東北風土マラソン&フェスティバル」を紹介します。マラソンとフェスティバルを通じて、地元の名産品や食が楽しめるイベントです。こちらのイベントで実施されたクラウドファンディングでは、支援額に応じて以下のようなギフトが用意されました。

・[2,000円] サポーターとしてサイトに名前掲載
・[5,000円] 限定Tシャツ
・[5,000円] 特産物詰め合わせ
・[10,000円] マラソン出走権
・[30,000円] マラソン出走権+前夜祭へ招待


この事例から、地域のお祭ごとのギフトを考えるにあたっては、次の3つのポイントがあることがわかります。

1.他の地域のお祭りを、呼び寄せる



東北風土マラソンでは、フランスのメドックマラソンが企画のヒントになっていました。日本にも徳島県の「阿波踊り」、1000年の歴史がある福島県の「相馬野馬追」、沖縄県の盆踊り「沖縄全島エイサーまつり」など、踊りに参加できるお祭りは数多く存在します。

そんなお祭りを、あなたの街に呼んでみてはいかがでしょうか。本来のお祭り開催地域と、呼びたい地域が一体になって盛り上げるプロジェクトは、新たなムーブメントを起こすでしょう。あなたの街のお祭りとのコラボレーション企画も面白そうですね。

2.ギフトは地元の特産物!

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高額支援者に対しては、お祭り関連グッズや、地域で採れた新鮮野菜や美味しい名物、また食器やアクセサリーといった工芸品などをギフトとして用意すると、より親近感がわき喜んでもらえるはずです。地元を離れ故郷のお祭りを懐かしむ方や、お祭りの開催地から離れた地域に暮らす方にも喜んでもらえるギフトは人気です。

3.地域限定のお祭りを、全国参加型に

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「自分もお祭りに参加してみたい!」地域住民のみで行なわれているお祭りに、外の人を参加者として招待するプロジェクトはいかがでしょうか。「見物人としてだけではなく、一度は自分も体験してみたい!」と考えている、そのお祭りのファンのための企画です。

支援者に対しては、『お祭り参加権』というギフトでおもてなしをしましょう。衣装一式の貸し出しや、技術指導も含むと喜ばれます。支援額に応じて、食事や宿泊が付いたり、お土産が貰えたりするなどの差別化をはかると良さそうです。また、「参加はしたくないけど、じっくり現物したい」という方のために、『特等席』というギフトも設定できますね。

どうしても参加出来ない人のために、ネット配信・生中継するのも手でしょう。神輿や山車、だんじりなどそのものに設置することで、息づかいまで伝わる臨場感溢れるスペシャルな映像を届けられます。

伝統的なお祭りを、現代風にアレンジしてみる

伝統を守りながらも、お祭りを現代風にひと工夫。クラウドファンディングを上手く活用すれば、全国規模でお祭りを盛り上げることができるでしょう。地域限定から、全国を巻き込むお祭りへ。地域限定から、みんなとシェアするお祭りへ。

お祭りを愛する皆様からのプロジェクト申請、お待ちしております。



WRITER この記事を書いた人
北野 啓太郎
WRITTEN BY
北野 啓太郎
音楽系ウェブマガジン編集長を経歴し、現在フリーランスとしてライター、映像編集などを行う。過去の経験を活かし、プロジェクト立案のコツ、成功者へのインタビューをおこなっていきたい。
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