HOW TO
[ 2014.04.18 ]

その製品、もう売り出して大丈夫? クラウドファンディングで市場調査と需要チェック!


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近年クラウドファンディングという言葉を目にする機会が増え、「自分でも資金集めをできるかもしれない」と思い始めた方も多いのでは?
そこで今回は、なぜクラウドファンディングをやるのかという目的を、モノづくりに焦点を絞ってお話を進めていきます。

モノづくりのための初期費用って?

製品開発には、原料費+制作費+人件費+流通費+広告費など様々な費用が必要です。
まずはそれぞれの分野で最安値のところを探し、無駄な出費を省く努力をしなければいけません。

例えば原料費は、卸し店の源流までつきつめて、最安値を調査します。
ひとりで製作するのなら時給換算して最低いくら必要か、何カ月ならそれに関わることが可能か期間を設定して算出してください。
賛同してくれる人がいるならその人の人件費も同じように考えましょう。
流通コストは値段のルールがだいたい決まっているので、安価に抑えられるよう製品の軽量化やパッケージに工夫を。

まずはいくら必要かを算出し、その上でクラウドファンディングでの資金集めを検討しましょう。

資金集めだけじゃない!市場調査もできるクラウドファンディング

glass globe business. Global Market
銀行や公庫から借り入れをし、商品のプロトタイプを作り、それを持って商品を置いてくれる場所を探すのが通常の商品開発のフローですよね。
さらにこの商品が売れるかどうかを確認するため、同時並行でさまざまなマーケティング調査をしなければなりません。

ここで一役買うのがクラウドファンディング。
プロジェクトを投稿し、応援を呼びかけてみることで、その反響の大きさから市場ニーズについておおまかに把握することができます。
とても魅力的なアイデアなら、どんどん拡散し、あなたの知り合いだけでなく、見ず知らずの方からも支援が集まるでしょう。

また、支援者からのコメントから「ああして欲しい」「こうなったらもっと良い」といった商品の改良ポイントを発見することもできます。
実際の開発・量産に取りかかる前に、商品を改良することも出来ます。

もし、あなたが試作品自体を作ることに悩んでいる場合は、「試作品を作る資金を集めています」というプロジェクトを投稿してみるのもひとつの手かもしれません。
賛同してくれる支援者が集まれば、市場から期待されていると言って良いでしょう。

さらに、クラウドファンディングは広告・PRとしても活用することができます。
たとえば1回目のクラウドファンディングで資金を集めて試作品を作った後、量産するための費用を再度クラウドファンディングで集めるというのも話題を作るための一つの方法です。
2回目の挑戦では、1回目に支援してくれた人が、2回目のチャレンジのときに再度応援してくれる可能性は高いと思います。

もしも失敗したら、ここを見直そう

Businesswoman at computer
クラウドファンディングで目標金額を達成できなかった場合、思わずくじけてしまいそうになりますが、もしもあなたが銀行から借金をしてチャレンジし、まったく売れなかった場合と比べたらダメージなんてまったくないといえます。
むしろ失敗の経験から、なぜうまくいかなかったのかということを分析し、次のチャレンジへと活かすことができるでしょう。

・企画全体を俯瞰する

そもそもそのプロジェクトに無理がないか、客観的な目でもう一度見つめ直してみましょう。

・プレゼンは魅力的?

インターネット上にはクラウドファンディングの成功事例を解説したブログがたくさんあります。
これらをしっかり読んで、参考になる点はどんどんとり入れて、自分のプロジェクトを見直しましょう。

・惹き付けられるようなギフト設定を

少額支援も積み重なることで大きな金額になるので、おろそかにはできません。
成功しているプロジェクトでは、小額支援に対してどんなギフトが用意されていたのかを参考にしてみましょう。
お礼メールはもちろんのこと、ストラップやしおりなど、ちょっとした特製グッズを作成すると喜ばれると思います。

一定額を越えたギフトであれば、せっかく製品を作るのですから、その製品をギフトに設定しましょう。
モノづくりを支援してくれる人は、プロジェクトの製品自体に魅力を感じていることがほとんどです。
製品につけたい定価より低く支援額を設定すれば、おトク感溢れるギフトになりますね。

また例えば、ギフトをすべて製品に関連づけたものにして、高額支援ギフトのひとつには工場見学を入れてみたり、高額支援特典としてオリジナルカラーで製品を届けてみたりするといいかもしれません。
他にもオリジナルロゴや、あなたの名前、あるいはシリアルナンバーを入れる、開発者と一緒にしながら開発秘話を聞けるなど、とにかくココでしか手に入らないレア感のあるギフトを設定しましょう。

セットでもバラでも使える製品であれば、4つセットなら2,000円程割引になるようなセット価格ギフトも良さそうです。
支援する人の「これなら欲しい」という気持ちをがっちり掴む工夫を考えてみてくださいね。

たとえ何回失敗したとしても、恥ずかしがる必要はまったくありません。
何回でも挑戦して、必要な初期費用の問題をクリアし、その製品を世に送り出しましょう!



WRITER この記事を書いた人
さとう 敬子
WRITTEN BY
さとう 敬子
ライター・編集者・翻訳家・アロマアドバイザー。内面から輝く”道徳美容“の提唱者。留学経験を活かした比較文化記事を書くうちにクラウドファンディングの面白さと可能性を知る。成功事例を発見しては楽しむ毎日。
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