HOW TO
[ 2014.10.08 ]

アプリ開発費をクラウドファンディングで調達するために大切なこと


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ShootingStarを含め多くのクラウドファンディングでは、新しいアプリ開発のプロジェクトが投稿されています。というのも、クラウドファンディングを利用する方は比較的にITリテラシーが高く、新しいものに敏感なため、相性は抜群なのです。もしあなたがアプリを開発したい時にも、心強い味方となってくれるでしょう。

しかしながら実際にプロジェクトを立ち上げる時には、具体的にどの程度の開発費がかかるのか、アプリの仕様を考慮してきちんと予算を組み立てなければいけません。

そこで今回は、ShootingStarでアプリ開発費150万円を調達したプロジェクトオーナーである菅家元志氏に、「クラウドファンディングを成功させる秘訣」「アプリ開発費をクラウドファンディングで調達するメリット」を聞いてみました。アプリ開発をクラウドファンディングで挑戦したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

おえかきマジックコレクション「マジコレ」

菅家元志氏が手がける、福島の親御さんたちの悩みから生まれたお絵かき知育アプリ「おえかきマジックコレクション『マジコレ』。子どものお絵かきによる親子コミュニケーションを通して、子どもが福島について興味関心を持つ新しいきっかけになることを目指したアプリです。

参考:福島の若手起業家が挑戦!魔法のお絵かきアプリで、子どもと家族がつながる、福島とつながる

 

なぜ「マジコレ」はクラウドファンディングから生まれたのか?


まずはクラウドファンディングを成功させる秘訣について、菅家氏にズバリ聞いてみました。

まず「プロジェクト自体が社会的にインパクトをもたらすのかどうか」「多くの人に共感される内容なのか」を考える必要があります。それによって、クラウドファンディングを実施するかどうかの判断材料になると思います。
マジコレの場合は、プレイブック第一弾『ももたろう』からマジコレに至るまでの研究開発費も含まれているので、追加開発分である150万円を目標に設定させていただきました。

どうしてもクラウドファンディングを舞台として考えるとなると、資金の部分に注目しがち。しかし大切なのは、金額から考えるのではなく、まず「そのプロジェクト自体が意義のあるものなのか」「利用者に提供したいユーザーエクスペリエンス(UX)は何なのか」といった点から考える必要があるということですね。クラウドファンディングの大前提である「社会的意義」を見失わないようにしましょう。

 

アプリ開発費をクラウドファンディングで調達するメリット


続いて、アプリ開発費をクラウドファンディングで集めるメリットを聞いてみました。

クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げるメリットは、まさに「コアなファン」や「熱心なファン」が増えるということでしょう。ギフトやプロジェクト進捗報告などのやりとりを通じて、プロジェクトオーナーと支援者のつながりが強化されます。支援者と丁寧に接すれば、熱心に応援してくれる人も増えると思います。
さらに、プロジェクトページ自体がアーカイブとして残るので支援者の人数と調達金額がそのまま掲載されます。調達金額がそのまま残るということは、プロジェクト自体への『期待感』が可視化されるということでもあります。一種のブランディングとして活用できますね。

確かに、支援者数と調達額がアーカイブとして残っていると、「そのプロジェクトに共感した人がこれだけいる」と発信することができますね。プロジェクトを達成することで、アプリの価値や期待感が認められると言えるでしょう。

 

これからクラウドファンディングでアプリ開発費を調達する方へ

最後に菅家氏から、これからアプリ開発費をクラウドファンディングで調達する方へのアドバイスを聞いてみました。

一言でアプリ開発と言っても、そのアプリのニーズや社会的意義などが十分検討されているものでなければ、たとえプロジェクトを立ち上げたとしても、クラウドファンディングでの目標達成は難しいでしょう。実は、プロジェクトが成功するかどうかは、ShootingStarに申請する前にすでに決まっているのです。

また、プロジェクトを拡散してくれる人(インフルエンサー)の存在も大切だと話していました。

クラウドファンディングはどれだけの有名人を巻き込めるか、そしてどれだけ多くの人に共感してもらえるかが重要なので、広報手段についても申請前に検討しておく必要があるでしょう。もちろんプロジェクトリーダー自体の拡散力も大切です。

クラウドファンディングの成否はプロジェクト申請前に決まっているというのは、これからプロジェクトを立ち上げる人にとって肝に銘じなければなりませんね。

今後アプリ開発でクラウドファンディングに挑戦したい方は、ぜひこれらのポイントを参考にした上で検討してみてください。



WRITER この記事を書いた人
安齋慎平
WRITTEN BY
安齋慎平
ブロガー・ライター・編集者。 テック系ライターからスタートし、 現在は時事ネタ、エンタメ、IT系ニュースなどを担当する。 大学時代に永平寺に座禅の修行に行ったり、 土日休みを利用して沖縄に旅行に行ったりと、無駄にフットワークが軽い。
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