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[ 2014.03.13 ]

外国人が思う「日本でクラウドファンディングが流行る」8つの理由


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欧米ではすっかり定着している、「クラウドファンディング」というサービス。
実はこれまで日本にこのシステムがないことが不思議だと思っていた外国人も多いようです。
「日本でこそクラウドファンディングが普及すべきだよ!」という外国人たちの意見を、国別にまとめてみました。
言われてみれば確かに納得! と頷ける、貴重な見方ばかりです。

■ 1:サブカルチャーの強み

asian cosplay girl sakura Washitsu

「流行のものが支持され、売れていくのは当然だけど、それは大企業がやればいいこと。マスには受けないようなニッチな商品、マニアックなアイディアに支援が集まるのがクラウドファンディングの特徴だよね。秋葉原に代表されるOTAKU文化から生み出される雑貨はびっくりするほど精密だし、もちろんオタク以外のサブカル土壌も豊富。これならクラウドファンディングが流行らないほうが不思議だと思う」(ドイツ人・30歳)

平日はサラリーマン、休日はお店の商品に劣らない高レベルな作品を作るクリエイター。
クラウドファンディングを利用すればそんなライフスタイルも実現可能ですね!

■ 2:真面目な気質とギフトセンス

Top class service

「災害時の救援物資支給にも、争わずきちんと並んで公平を保とうとする真面目さに期待! 支援してくれた人への感謝の気持ちを忘れずに頑張ってくれそう。設定されるギフトにもセンスの良さを期待できそうだから、出資者が集まりやすそう」(台湾人・37歳)

非常事態でも他人を思いやれる日本人の姿は、各国に報道され感動を呼びました。
「おもてなし」の心を持つ国民という認識をしてもらえるのは嬉しいですね!
確かに、プロジェクトごとに設定されているギフトを見るだけでも楽しめます。

■ 3:質の良いコンセプト商品の多さ

Production Idea

「まだ商品化されていない状態のコンセプト商品がすごく多いと思う。中には何故これが商品化されないのか、と首をひねるような出来の良いものが日本には溢れているよ。それらがすべてプロジェクトとして立ち上げられたら、日本の不景気なんか吹き飛ぶはず!」(アメリカ人・26歳)

個人で作りたい商品やアイディアを発表する場が今まではありませんでしたが、クラウドファンディングはそのプラットフォームにも成り得ますよね。
これからは大きな会社よりも個人個人のチカラが景気回復をもたらす鍵なのかもしれません。

■ 4:やり方を覚えたら改善していく国民性

Prevision of statistics

「ひとつの例を上手に真似して、それをコンパクトにしたり、機能を足したりして改良していくのが得意な国民性だと思う。宗教でも神道があったのに仏教を受け入れて、神道を追いやることなく、仏教の良いところと両立させたよね。こういう独特な文化がクラウドファンディングを吸収したら、すでに欧米で定着しているクラウドファンディングの概念を打ち破るような使い方を発明してくれそうだな」(カナダ人・34歳)

クラウドファンディングでは自由にプロジェクトを立ち上げられるだけに、可能性は無限大です。
日本人ならではという感覚を活かした使い方が定着するかもしれませんね。

■ 5:ルールにのっとるから信頼できる

Young woman touching her chest

「飲食店では、ランチメニューを注文しようとしても1分でも設定時間より早いと融通をきかせてくれなったりする。これはイラっとしちゃうんだけど、一度決めたルールには絶対従うのが日本人なんだと腑に落ちたよ。クラウドファンディングなら自分でルールを決められるわけだし、必ず約束を守ってくれると思う。その結果支援者からの信頼も高くなって、どんどん流行る気がする」(オーストリア人・27歳)

外国人をイラっとさせてしまっていることが、実はクラウドファンディングに向いていると思う理由に選ばれるとは!
日本人なら申請者と支援者の良い関係が保てるという発想は当たっている気がします。

■ 6:プロジェクトの見せ方が上手そう!

Contemporary business

「日本人は大勢の人前で話すのは得意じゃないイメージがあります。でもクラウドファンディングなら写真や動画、ツールを使って意図を伝えられるから、日頃うまく喋れない人でも美しいプロジェクトが作ることができそう」(インド人・29歳)

確かにことスピーチとなると、「完璧にこなさなくては!」という緊張を隠せず、大切なところが伝わらないという本末転倒に陥ってしまう日本人は多いかもしれません。
読んでもらうことを前提にわかりやすくコンセプトを伝えるのなら得意、という人にはもってこいですね。

■ 7:「イイネ!」と思った申請事例

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「家入さんの挑戦は応援したいと思いました。日本の若者の投票率は低いと聞いて残念に思っていましたが、立候補するには多額の資金が必要だと聞いて納得です。ドイツでは『政局をとったら、国民全員に無料でビールを配ります!』なんて公約を本気でしている若者だけで作られた党もあります。こういう政党が天下を取るのは無理だとしても、若者の政治離れは防げるのかもなあ、と感じました」(ドイツ人・31歳)

若者と政治の距離を近づけるのにも、クラウドファンディングは一役買ったようです。
どんな考え方でも発表する意味があることを若者が感じてくれたら、日本は少し元気になるかもしれません。

【日本初】クラウドファンディングで選挙に立候補!ぼくらの力で政治の常識をひっくり返そう!!

■ 8:多彩なギフトを発見!

Hands holding Christmas present

「200年前に建てられた古民家を守りたい! というプロジェクトに賛同しました。プロジェクトの趣旨を見ただけでも支援したいと思ったのですが、ギフトの種類が豊富で、いくら支援しようか迷ってしまったくらいです。 人と人をつなぐようなプロジェクトに日本らしさを感じました」(チェコ人・26歳)

3,000円のギフトが複数用意されているだけでなく、10,000円のギフトに関しては7種類も用意されているプロジェクトでした。
どれも魅力的で、ついついギフトをあれもこれも買ってしまいそうになります。
これも日本人らしい「おもてなし精神」が垣間見える事例かもしれませんね。

外国人の目から見ても、クラウドファンディングは日本に新しい風を吹かすウェブサービスのようでした。
海外と同じようなマインドや利用方法でなくても、日本のクラウドファンディングはどんどん私たちにとって便利な仕様になっていくことでしょう。
そんな時代の変化を見ているだけではもったいない。
あなたも自分のアイディアを実現させる一歩を踏み出してみませんか?



WRITER この記事を書いた人
さとう 敬子
WRITTEN BY
さとう 敬子
ライター・編集者・翻訳家・アロマアドバイザー。内面から輝く”道徳美容“の提唱者。留学経験を活かした比較文化記事を書くうちにクラウドファンディングの面白さと可能性を知る。成功事例を発見しては楽しむ毎日。
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