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[ 2014.09.10 ]

目玉ギフトはプロジェクトの顔!クラウドファンディングでのギフト設定方法


relaxed young man at home on balcony

クラウドファンディングで成功するためには、プロジェクトへの熱意を支援者に伝え、共感を得ることが最も重要です。しかし、実際にクラウドファンディングで支援をしてもらうためには、やはり魅力的なギフト設定が重要になってきます。

ギフトはたくさん用意することができますが、大切なのは「最も売りたいギフト」を用意しておくこと。 いわゆる「目玉」となるギフトです。多くの人が欲しくなるような、お得で珍しいものをひとつ用意しておきましょう。

今回は、目玉となるギフトを用意して目標金額を達成したプロジェクトを例に紹介します。


プロジェクトの「顔」を、目玉ギフトにしよう

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まず例に取り上げるのは、ファッショナブルなモバイルバッテリー「W.E.A. BOTTLE」の開発プロジェクトです。

バッテリーから熱狂カルチャーを創る!新発想ペットボトル型バッテリーでスマートライフ革命を!

携帯するモバイル機器が増え続ける現在、電源の確保は重要になっています。モバイルバッテリーは世の中にたくさんありますが、デザイン性に富むものはあまり出回っていません。そこで、持ち歩くのが思わず楽しくなるようなモバイルバッテリーを作ろうというのが、この「W.E.A BOTTLE」開発プロジェクト。サイトには「バッグから取り出して使いたくなるような、スタイリッシュなデザイン。ライフスタイルやファッションに馴染むデザインを、モバイルバッテリーに追求しました。」と書かれています。

「W.E.A BOTTLE」プロジェクトで最も売り出したいギフトとは


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このプロジェクトの実際のギフトを見てみましょう。

①[1万5000円] W.E.A. ホワイトエバンジェリスト【BOTTLE 白】
②[1万5000円] W.E.A. ブラックエバンジェリスト【BOTTLE 黒】
③[2万5000円] ファウンダーズモデル
④[2万9000円] W.E.A. パワーエバンジェリスト 【初期限定白1黒1】
⑤[10万円] W.E.A.商品開発チーム参加権
⑥[300万円] W.E.A. コーポレートアライアンス 【200本セット】
⑦[400万円] W.E.A.アプリケーションプロデューサー権

実際のギフト購入者数の内訳は、①が65人、②が39人、③が46人、④が21人、⑤が2人、⑥が0人、⑦が0人となっています。
さすがに300万円~400万円のギフトは個人というより法人単位で購入するものなので、なかなか手の届かないギフトだったのかもしれません。

しかしながら、オプションを付けずとも目標金額を達成できたのは、「W.E.A. BOTTLE」というモバイルバッテリー自体に魅力があったからにほかなりません。ギフトに頼らずとも、そのプロダクトが人々を惹きつけるものであれば目標金額を超える資金調達が可能なのです。

W.E.A BOTTLEのようにプロジェクトの「顔」を目玉ギフトに設定することで、より支援者に分かりやすく魅力を伝えることができるでしょう。


ギフトの価格よりも重要なのは、どのギフトを最も支援してもらいたいか

当然、W.E.A. BOTTLEのような人々が欲しがる商品を開発するのは簡単ではありません。1万5000円の比較的高額なギフトをプロジェクトの「目玉」とするのも勇気がいることでしょう。

では、そのようなプレミア感のあるギフトでなければダメなのかと言いますと、そういうわけでもありません
たとえお手頃価格のギフトでも、支援者がプロジェクトへ支援した事をソーシャルメディア等で拡散することで、それが更なる支援者を呼び込み、資金調達に成功しているプロジェクトもあります。

『地方議会を活性化して、あなたの街を元気にしよう!』出版プロジェクト!」では、プロジェクトの顔である書籍のギフト(3000円)を62人もの方が購入しています。

『地方議会を活性化して、あなたの街を元気にしよう!』出版プロジェクト!___クラウドファンディングサイト_-_ShootingStar(シューティングスター)
3000円×62人=18万6000円なので、達成金額(76万1000円)のおよそ24.4%を占めていますね。

また、「世界各国CK地元化計画〜まずはタイへ行きタイ〜」プロジェクトでは、3000円のサイン色紙付 C&Kロゴタオルのギフトに対して、なんと589人もの方が購入しました。3000円×589人=176万7000円なので、達成金額(538万100円)のおよそ32.8%になります。

このように、プレミア感のあるギフトではなくても、積もり積もって目標金額を達成するための強力なパワーとなることがあります。
大事なのは目玉ギフトの価格ではなく、どのギフトを最も支援してもらいたいかを明確にすることなのです。


おわりに

欲張って高額ギフトばかりをずらりと並べたとしても、支援者の共感は得られないでしょう。多くの人が欲しがるような魅力的な商品を開発・販売する場合はそれを全面にギフトとし、それがない場合でも、プロジェクトの「顔」となるギフトを用意すれば成功に繋がります。

ShootingStarブログでは他にも多くのギフト事例・設定方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。



WRITER この記事を書いた人
安齋慎平
WRITTEN BY
安齋慎平
ブロガー・ライター・編集者。 テック系ライターからスタートし、 現在は時事ネタ、エンタメ、IT系ニュースなどを担当する。 大学時代に永平寺に座禅の修行に行ったり、 土日休みを利用して沖縄に旅行に行ったりと、無駄にフットワークが軽い。
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