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[ 2014.08.22 ]

もらって嬉しいだけじゃない!クラウドファンディングでの「社会貢献ギフト」まとめ


社会貢献ギフト

クラウドファンディングのギフトには、支援者のメリットとなるものだけではなく、購入することで社会貢献できるものがたくさんあります。
この社会貢献ギフトは「プロジェクトオーナー」「支援者」「ギフトによって利益を受ける人たち」それぞれがメリットを受けられ、まさにWin-Win-Winだと言えるでしょう。

今回は、東日本大震災直後から宮城県石巻市にて炊き出しを行い、教育の支援活動を行ってきた公益社団法人sweet treat 311のプロジェクト「雄勝学校再生プロジェクト」を例に、社会貢献のできるギフトをご紹介していきます。


雄勝学校プロジェクトとは


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雄勝学校再生プロジェクトとは、築90年、廃校となって12年が経つ石巻市の旧桑浜小学校を新しい学び舎として再生するプロジェクトです。

「豊かな自然の中での農林漁業や、そこで育まれる食材を使った料理、木を使った木工などの体験を通じて水やエネルギーの循環を体感し、たくましく生きる力を育むことを目指している」と書かれている通り、社会的意義のあるこの企画。少子高齢過疎化の象徴である廃校を再生するだけでなく、食と宿泊の施設も併設することで、訪れたくなる「まち」づくりを目標に掲げています。

このプロジェクトは、2013年10月~2014年9月まで毎月テーマを変え、場やプログラム毎にプロジェクトを分けてファンディングする「ブロックファンディング」という世界初の試みでもあります。


社会貢献ができる「雄勝プロジェクト」のギフト例

それでは、具体的に社会貢献できるギフト例を紹介していきましょう。

ギフト例1

ギフト例1

「雄勝に自然の循環を体感する世界初の学び舎を!12カ月で廃校を再生!パート1『骨:ベース』」


5,000円のギフトには、共に廃校再生を支える人たちとの懇親会の参加権が用意されています。東京都内で開催されるこの懇親会では、雄勝の新鮮な魚介類をいただき、雄勝の自然を堪能できるのだとか。雄勝の海産物をより良い形で消費する機会となるので、一種の社会貢献と言えるでしょう。

もちろん支援者は雄勝の海産物を味わえ、プロジェクトオーナーは支援者に雄勝をもっと好きになってもらう絶好のチャンスでもあります。これをきっかけに支援者がプロジェクトの固定ファンとなり、「雄勝に行ってみたい」と思ってもらえるかもしれません。

ギフト例2

ギフト例2

「石巻市雄勝町に、世界一の学び舎を作るプロジェクト PART2はこどもたちのため遊具支援!」


雄勝学校再生プロジェクトに参加できる権利を10,000円のギフトに設定しています。石巻市雄勝町での日々の修復や改修・改装作業に参加でき、現地の人と一緒に学び場をつくることができます。これもまた復興支援の一環として、社会的に意義のあるギフトと言えるでしょう。

ギフト例3

ギフト例3

「こどもたちの教育、おとなたちの交流。全国と世界から人が集まる学校と日本一元気な町をつくる!」


3000円で雄勝の復興手ぬぐいがもらえるギフトが設定されています。
この手ぬぐいは、今も仮設住宅で暮らす布団屋さんが発案したそうです。「訪れた方が雄勝を忘れないように何かお土産になるものを作りたい」という思いから作られているのだとか。支援者と被災者を直接つなぐギフトとして魅力的ですね。


まとめ


雄勝プロジェクトのように、社会貢献の要素を持ったギフトを購入できるプロジェクトは数多く投稿されています。単純にもらって嬉しいギフトや非日常の体験ができるギフトだけでなく、社会貢献的な要素を取り入れてみるのも、あなたのプロジェクトを成功に導く戦略の1つとなるでしょう。

なお、別記事「目標達成プロジェクトに学ぶ、ギフト設計の5つの成功パターン」では、多くの方が「欲しい」と思い、支援したくなるような訴求力の高いギフトをいくつか紹介しています。こちらの記事も参考にしてみてくださいね。



WRITER この記事を書いた人
安齋慎平
WRITTEN BY
安齋慎平
ブロガー・ライター・編集者。 テック系ライターからスタートし、 現在は時事ネタ、エンタメ、IT系ニュースなどを担当する。 大学時代に永平寺に座禅の修行に行ったり、 土日休みを利用して沖縄に旅行に行ったりと、無駄にフットワークが軽い。
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