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[ 2014.08.06 ]

クラウドファンディングとは?広がり続ける今こそ正しい知識を総復習!


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「クラウドファンディング」という言葉はあらゆる場で見かけるようになってきました。あなたもクラウドファンディングに関する情報を得るために、ShootingStarブログを読んでくださっているのだと思います。

この記事では、あらためてクラウドファンディングの仕組みについて解説していきます。


クラウドファンディングとは?


Business meeting
クラウドファンディングを一言でいえば、資金調達の手法です。「アイディアはあっても活動資金がない」というクリエイターや起業家、発明家が、インターネットを通じて寄付を募り、資金調達をするというものです。資金調達の手法は昔からたくさんありましたが、インターネットが持つソーシャルな文化が旺盛な現在、大多数の人から効率的に資金を集めることが可能になりました。

クラウドファンディングという言葉を聞くと、ITのほうの「クラウド(Cloud:雲の意)」を思い浮かべてしまいますが、この言葉のクラウドは「Crowd(人々、大衆の意)」であり、クラウドファンディングは「一般の人々から集める資金調達方法」のことを指します。


「多くの人から少額を集める」のがクラウドファンディング


小銭とビジネスマン
クラウドファンディングとは、基本的に「多くの人から少額を集める」手法です。投資家などから資金を得るというよりは、インターネットを利用して一般の人から少額ずつお金を集めるものを言います。

一般の人から広く資金調達をするというのは、今に始まったことではありません。たとえばアメリカ・自由の女神の台座部分の資金調達もクラウドファンディングでした。かの音楽家・バッハも人々から小口の援助を受け、その見返りとして作品の初版や特別限定版の楽譜を贈っていたそうです(参考記事:バッハや自由の女神も!じつは深いクラウドファンディング400年の歴史とは)。


クラウドファンディングには4つのタイプがある


クラウドファンディングはギフトを受け取ったり金銭的リターンを得たりするなど、4つのタイプに分類することができます(参考記事:どれを利用すればいいの?タイプ別クラウドファンディングを分析、解説)。4つのタイプとは「購入型」「寄付型」「投資型」「融資型」のことを指し、ShootingStarはこのうちの「購入型クラウドファンディング(資金提供者が金銭以外のギフトを受け取る)」に当たります。

現在国内の多くのクラウドファンディングがこの「購入型」ですが、規制緩和や法改正の影響を受け、今後もっとビジネスに応用した「投資型」「融資型」が注目されていくと考えられます。


世界最大の購入型クラウドファンディングサイト「Kickstarter


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購入型クラウドファンディングの雄といえば、アメリカ最大級のクラウドファンディングサービスKickstarterです。Kickstarterは2009年4月からサービスが開始されました。2012年5月に登場したiPhone&Android対応のスマートウォッチ「Pebble」は、なんと約69000人から1000万ドルを調達しています。Kickstarterによると、2014年6月20日現在で約12億ドル(約1224億円)が流通するサイトとなっており、約64000件ものプロジェクトが成功しています。このように、海外のクラウドファンディングサイトはすでに一般的な資金調達方法になっているのです。


寄付型のクラウドファンディング「JustGiving」


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寄付型のクラウドファンディングでは、JustGivingが有名です。寄付型はその名の通りプロジェクトオーナーに寄付するシステムで、受け取るギフトも「メッセージ」や「支援者としての名前掲載」などが用意されており、金銭的なリターンはありません。JustGivingには日本版もあるので、こちらもチェックしてみてください。


投資型クラウドファンディング「Fundable


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投資型のクラウドファンディングは、Fundable があります。2012年5月にアメリカで誕生しました。プレゼンテーション動画をもって審査に応募するのが特徴です。「投資型」のクラウドファンディングなので、支援者サポーター自身が投資家にならなければならず、まずは登録とFundableからの認証が必要です。


融資型のクラウドファンディング「Zopa


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融資型のクラウドファンディングにはZopaがあります。2005年に設立された英国発のベンチャー企業です。借り入れ希望者は、希望金額や利用目的、返済期限、月収や雇用状況、希望する金利も自分で設定します。貸し手となる支援者サポーターは、これらの情報を見て融資する相手を選びます。プロジェクトが成功すれば、貸した資金に金利を付けて受け取ります。


プロジェクトに合ったクラウドファンディングプラットフォームを見つけよう


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それぞれのクラウドファンディングは、特定の分野に強いなどの特徴があります。

たとえば上に挙げたKickstarterは、音楽、映像・ビデオ、アートなどのが成功率が高いのですが(Kickstarter Statsより)。反対に技術・工芸系やジャーナリズム系が弱いようです。

同じ大手のクラウドファンディングでも、目標金額を達成しなければ集めたお金を受け取れないKickstarterに対し、「Indiegogo」は目標金額を達成しなくても期限内に集めた資金を受け取れるなどのシステムの違いもあるのです。

またたとえば飲食店に特化したクラウドファンディング「「Foodstart」や、地域の店舗を支援する「SMALLKNOT」、ジャーナリズムに強い「Vourno」、ミュージシャン向けの「Sellaband」など、プロジェクトのカテゴリーを絞ったクラウドファンディングも数多く存在します。もしあなたがクラウドファンディングに挑戦するときは、どこが自分のプロジェクトにぴったりなのか、色々と見比べてみましょう。


まとめ


クラウドファンディングがどんどん普及していく今、サービスの多様化によって混乱が生じてしまわないよう、クラウドファンディングを利用する前に、正しい知識を総復習してみましょう。

ShootingStarブログではクラウドファンディングで成功するための様々なハウツーを公開しています。ぜひ参考にして、あなたも挑戦してみてください。



WRITER この記事を書いた人
安齋慎平
WRITTEN BY
安齋慎平
ブロガー・ライター・編集者。 テック系ライターからスタートし、 現在は時事ネタ、エンタメ、IT系ニュースなどを担当する。 大学時代に永平寺に座禅の修行に行ったり、 土日休みを利用して沖縄に旅行に行ったりと、無駄にフットワークが軽い。
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