HOW TO
[ 2014.08.13 ]

「長いほうが支援は集まる」は嘘!クラウドファンディングの募集期間を決めるコツ


カレンダーの上のビジネスマン

「沢山の資金を集めたいから、プロジェクト期間を最長の90日に設定しよう!」

多くのプロジェクトオーナーは『期間が長い=資金が多く集まる』と考えがちですが、それは誤り。もちろん長い方が有利な場合もありますが、ShootingStar及び、海外のクラウドファンディングサイトを含め、その多くがデータを元に「30日」「45日」など比較的短い期間が最も資金が集まる統計を出しています。

そこで今回は、クラウドファンディングの募集期間に関するハウツーをご紹介していきましょう。

 

ユーザーにとって、3ヶ月後はかなり先である

プロジェクト公開直後は、SNSで情報が一気に拡散するなどして、多くの人の目に止まります。そのうちの何人かに「おっ、このプロジェクト良いね!ギフトも欲しいし支援しよう」と思ってもらえたとしましょう。

しかし、募集期間が3ヶ月後の90日間だったらどうでしょうか。「プロジェクトの達成が確定し、ギフトが発送されるのはいつだろう」ということになってしまいますよね。今欲しいと思っているギフトが、3ヶ月以上先になっても欲しいと思っているだろうか…と思われても仕方ありません。

そこでユーザーがとる行動はふたつ。
  • あとで考えよう。
  • 辞めておこう。
募集期間を長くすることで、かえってユーザーを遠ざけてしまうことにもなりかねます。大切なのは、そのプロジェクトにあった適切な期間を設定すること。また、期間中にどのようにプロジェクトが動いていくべきか、想定しておく必要があるでしょう。

 

募集期間を3期に分けて、計画的な支援の呼びかけを

支援が最も集まるのは、プロジェクトを公開してから最初の1週間と、募集期間の最後の1週間です。特にスタートダッシュは重要で、ShootingStarでは、最初の1週間で目標金額の30%を超えたプロジェクトは、すべて達成しています。

以上のことから、プロジェクトの期間を、以下の3期に分けて考えてみましょう。
  • スタートダッシュ期(最初の1週間)
  • 中期
  • ラストスパート期(最後の1週間)
最短で資金を調達したい方は、中期を無くした「2週間」という設定も良いでしょう。この場合、スタートダッシュとラストスパートが連続しているので、期間中は終始盛り上げ続けるのが成功のコツとなります。

#参考記事
開始1週間が成功のカギ!仲間5人を集めて夢の実現に駆け出そう。

統計データを見習って全体の期間を「30日」「45日」とした場合、中期は2週間から4週間程度になります。

プロジェクトの期間を決める際、考えておきたいポイントはこの中期です。なぜなら中期は支援のペースが落ちる「中だるみ」が起きやすい時期だからです。この期間が長引くとプロジェクト自体が盛り下がってしまい、ラストスパートも掛けにくくなります。

クラウドファンディングでは、支援者側も「達成するかな!?」というワクワク感を持っています。既にギフトを購入した支援者も、達成を願ってSNSで情報拡散などをしてもらえる可能性があるので、できるだけ中だるみ感は避けたいところです。

 

中だるみ期間を活性化する方法

プロジェクト期間中、最初から最後まで「皆様よろしくお願いします!クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げました」と、同じようなPRだけでは、何度も目にした人は飽きてしまいます。

そこで、中期はバリエーションある告知をしてみましょう。

<新たなギフトを追加する>

ShootingStarでは、プロジェクト開始後でもギフトを新規で追加することが出来ます。「おっ!」と思ってもらえる、サプライズなギフトを追加してみましょう。その際、既に公開済の他のギフトと比べて、不公平にならないように気を付けてください。
また、もしまだひとつも売れていないギフト(支援者0人)があれば、途中で削除する事も出来ます。

<街へ繰り出す。知人に合う。それをお知らせする>

クラウドファンディングのPR活動場所はネット上だけではありません。ポスターやチラシを作ってPRを行っている場合は、それらを設置させて頂いたお店を「○○でもサポート頂いています!」と自身のSNSやブログで紹介するのも効果的です。
また、知人からの応援メッセージを動画で撮影し、動画共有サイトYouTube、Instagram、Vineなどでシェアするのも良いでしょう。

<メディアに掲載を依頼する>

あなたのプロジェクトにあったメディア(テック系、音楽系、ライフハック系など)へ、ニュース記事として情報提供してみましょう。もちろん、掲載されるとは限りませんが、プロジェクト自体が面白く話題性があるものであれば記事にしてもらえる可能性があります。

この他にも、先に支援を頂いた方の応援メッセージをSNSなどで紹介したり、あなたのプロジェクトへの想いを新たな視点で自身のブログで綴ったりなど、単調なお知らせが続かないよう、バリエーションを意識した中だるみ対策をしてください。

 

まとめ

募集期間の設定は、つい「最長の90日で」としてしまいがちですが、必ずしも長いことが有利ではありません。ユーザーがギフトを待ち望んでくれる日数、中だるみせずに乗り切れる中期の日数を想定して、プロジェクト期間を考えると良いでしょう。



WRITER この記事を書いた人
北野 啓太郎
WRITTEN BY
北野 啓太郎
音楽系ウェブマガジン編集長を経歴し、現在フリーランスとしてライター、映像編集などを行う。過去の経験を活かし、プロジェクト立案のコツ、成功者へのインタビューをおこなっていきたい。
このページのTOPへ