PROJECT
[ 2014.07.23 ]

【後編】夢への一歩を後押し!「メロンパンでコンゴを救う」 平井 萌さんインタビュー


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前回に続き、メロンパンでコンゴを救う平井 萌(ひらい めぐみ=ひらめ)さんへのインタビューです。
参考:【前編】夢への一歩を後押し!「メロンパンでコンゴを救う」 平井 萌さんインタビュー


プロジェクト概要については、以下をご覧下さい。

■わたしは、メロンパンでコンゴを救うことに決めました。
http://shootingstar.jp/projects/854

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平井 萌(ひらいめぐみ=ひらめ)について

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ひらめが代表をつとめる学生団体「コンゴウィークジャパン」活動の様子

DSC_9744:クラウドファンディングに単身で出て一定額の支援を募った学生ってなかなかいないと思うんだけど…ひらめは普段、どんな学生生活を送ってるの?

IMGP6496:コンゴの活動と、出版社でのアルバイトがほとんどかな。
今はチャリティーマラソンをNPO団体の人と企画してる。去年は地域活性×国際協力をテーマに、千葉県銚子でグループワークをしたり、コンゴ料理をふるまうイベントを企画したりしていたよ。

DSC_9744:楽しそう…!どんな人が来るの?

IMGP6496:やっぱり、国際協力に関心のある人になっちゃうんだよね。
それが自分の中でどうにかしたいなーと思ってるところでもあって、それが今回のクラウドファンディングに繋がってるって感じかなあ。

ひらめが考える「就活」と「コンゴ」

DSC_9744:込み入った話になっちゃうんだけど、就活とかはどう考えてる?

IMGP6496:現地に行けるのであったら、どんな形であっても行きたいなと思うんだけど、実際にコンゴで働くというのは考えてないかなあ。というのも、やっぱり今コンゴってすごく危険な状態で。今私が出来ることと言えば、とにかくコンゴの現状を知ってもらうことに尽きるのかなーと思ってるんだよね。JICAとか大使館はどうしても公的なイメージがあって、もっと市民と同じところにいたい…という気持ちがあるかなあ。

DSC_9744:じゃあ働く先は、具体的にはアルバイト先の出版社とかになるのかな。

IMGP6496:まだ分からないけれど…クラウドファンディングを通して、出版の人ってすごい優しいって思った。今でもPOPを書かせてもらったり、営業に連れて行ってもらったりして、やりがいあるし。コンゴに関する本を出版していたりしている会社でもあるから、仕事を通して、コンゴのことを伝えられるチャンスもありそうだしね。でも本格的に働き始めたら、今まで私がやってきたコンゴへの活動ができなくなる…という気持ちでちょっと悩むところかも。もちろん働きながらNPO団体とかで活動している人ってたくさんいるんだけど、私にそういう器用さは無いから…。

「全く興味のない人にコンゴを知ってもらいたい」本当の理由

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動き始めたメロンパンフェスティバルは、誰に伝えたいのか

DSC_9744:コンゴの地に足をつけて働くというよりかは、コンゴで活動していた人・行ったことがある人の言葉を伝えたいっていう感じなんだね。

IMGP6496:そうだと思う。今は、伝えることに興味がある。

DSC_9744:誰にコンゴについて知ってほしいの?

IMGP6496全然関心がない人。コンゴよりもっと、途上国とか、社会貢献とかに興味がない同い年くらいか、それより年齢の低い人かな。

DSC_9744:知ってどうしてもらいたい?

IMGP6496コンゴのことを変えるのに、一番早いのが「知ってもらって、そういうのがあるんだって気付いてもらって、企業が例えば紛争鉱物(=紛争地域において産出され、鉱物を購入することで現地の武装勢力の資金調達につながり、結果として当該地域の紛争に加担することが危惧される鉱物の総称)を使っていないものを買うとか作る」ことかなって。だから今すぐっていう話じゃなくても、若い人に知ってもらえたら、その人たちが働くときに頭の片隅に途上国の事情とかが入っていたらいいなって思うよ。

DSC_9744:自分が行っても変えられることってなかなかないしね。かなり長期的なプランでびっくりした。(笑)

IMGP6496:実際に私が動き出したことで、友達や後輩が「実は悩んでたんだけど、何かやってみようって思えた」とか「私はファッションが好きだから、それでなんとかしたい」って言ってくれたりして。ちょっとずつでいいから、私も自分の好きなことで変えていきたいなあ。

学生ひとりでクラウドファンディングに挑戦するということ

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DSC_9744:学生がクラウドファンディングに挑戦するときって、私たちみたいに単身で出るときと団体名で出るときがあると思うんだけど…。ひらめはコンゴの支援活動をしている学生団体の代表をしていて、今回団体名でクラウドファンディングに出す、という気持ちはなかったの?

IMGP6496:もうそれはすごく単純で、メンバー全員がメロンパン好きではないから(笑)。私が勝手にやりたいと思ったことだから、出しちゃったって感じ。

DSC_9744:だよね(笑)。そんな確固たる「やりたいこと」って、見つけるの難しいし、一歩踏み出すのも難しいと思うんだけど。

IMGP6496:ハードルが高いのかな。「クラウドファンディング」って聞いたことない人だったら、拒絶反応を起こす人がいるのかなーって思う。大体私もだけど、聞いたことない横文字が耳に入った瞬間に、置いていかれる話がするし。実際にプロジェクトを作ってお金を集めるのも、すごく労力がいることだと思うから。

ひらめ流「やりたいこと」を見つける方法

DSC_9744:ひらめはその壁を乗り越えて「やりたいこと」への一歩を踏み出したわけなんだけど、そもそも「やりたいこと」が見つからない人だってたくさんいるわけで。ひらめ流に、何かアドバイスがあれば教えてほしいな。

IMGP6496:私の場合、小さいときに好きなものがいっぱいあったのね。
でも中学とか高校に行くにつれて、「好きなことをするのが良いことではない」って教えられたりもするじゃん。そういう大人の世界のルールを知らされる、というか。「できることをしたほうがいい」「お金になるほうがいい」ってね。でも今になって、好きなことは大事にしていいのかなって思う。本当はみんなあるんだと思うよ、ずっとやってきたこととか、好きだったこと。でもそれを封じちゃうような事件があって、忘れちゃってるだけで。日常に、ヒントが転がってると思うなあ。

DSC_9744:メロンパンなんてまさに、日常の切れ端だもんね。(笑)

IMGP6496:そう(笑)。でも、メロンパンは自主的に買わなくちゃ食べる機会がないんだよ。紛争鉱物を使われているスマートフォンも、日常に馴染みすぎているけれど、実は問題がいっぱいある。日常に対して「おや?」と思うことが大事。そして、周りに何を言われても「好き」を潰さないでいること、そうやって大事にする覚悟さえあれば、好きなことを続けられると思うよ。

学生×クラウドファンディングに期待すること

DSC_9744:じゃあ最後に、今後「学生×クラウドファンディング」に期待することを教えてください。

IMGP6496:単純だけど、もっと多くの学生に挑戦してもらいたいし、そのためにみんなやりたかったことを思い出してほしい。今回は社会貢献というテーマだったけど、なんでもいいと思うの。例えば…うーん…「大きなプリンが食べたい」とか…。(笑)

DSC_9744:プリン?(笑)

IMGP6496:すごい大きなバケツでプリン作って、それに飛び込みたい!みたいな(笑)。支援者はそのイベントに参加できたり、プリン食べられたりするの。ちょっと突飛だけど、そういうテンションでもいいと思う。とにかく、やりたいことを声に出してみる。そしたら、そこからもう、それは自分のものだけじゃなくなるから。

DSC_9744:ひらめの実体験に基づくからこそ、言える台詞なのかも。今日は忙しい中ありがとうね。

まとめ

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挑戦する、ということは簡単ではありません。時にはネット上で炎上したり、周りから何か言われたり、嫉妬されることもあると思います。でも、やってみたら、それ以上に味方になってくれる人がいるものです。
私自身の経験と、ひらめの経験をもとに、多くの若い人が一歩踏み出してくれたら嬉しいです。もし何か不安になったりしたら、ぜひShootingStarにも、ひらめさんにも、相談してみてくださいね。



WRITER この記事を書いた人
高原 千晴
WRITTEN BY
高原 千晴
2013年、クラウドファンディングで日本一周の旅を敢行。あなたのやりたい気持ちを後押しするため、クラウドファンディングの普及に努めています。
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