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[ 2014.06.13 ]

クラウドファンディングとSNSの相性とは?SNSの発信力&特性まとめ(2)


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前編では、ShootingStarに設置されているソーシャルボタンや、それぞれSNSの特性についてまとめました。今回は実践的な、クラウドファンディングにおけるSNSを活用した発信方法についてご説明します。

成功プロジェクトから紐解くSNS発信のコツ

ShootingStarで成功したもののうち、SNSでの発信において注目しておきたいプロジェクトをいくつか例に挙げます。

バズ(=SNS拡散を通してインターネット上で話題になること)を起こすためには、インフルエンサー(=SNS上で拡散能力の高いアカウント/ユーザー)が関わっていることがほとんどです。今回はいいね数・Tweets数と、インフルエンサー/有名人が関わったかどうかを中心に、比較してきます。

バズとインフルエンサー/有名人を二軸に、以下のようなカテゴリー分けができます。
・インフルエンサーや著名人が関わり、シェア数が伸びたプロジェクト
・インフルエンサーや著名人が関わっていないが、シェアされたプロジェクト
・バズってはいないが、目標金額を達成したプロジェクト
・インフルエンサーや著名人が関わっている、ひっそり成功型プロジェクト
それぞれについて、紐解いていきましょう。


インフルエンサーや著名人などのキーパーソンが携わり、シェア数が伸びたプロジェクト

【日本初】クラウドファンディングで選挙に立候補!ぼくらの力で政治の常識をひっくり返そう!!

スクリーンショット 2014-05-21 17.09.55

http://shootingstar.jp/projects/565
いいね 4690/Tweets 1300
キーパーソン:家入一真(FBフォロワー3万/TWフォロワー10万)
達成金額:744万7500(目標金額:500万)/サポーター692人

ほか多数。
最も多いのは、このカテゴリーでしょう。
インフルエンサーや著名人がプロジェクトオーナーになったり、支援・拡散を目的にSNSで情報を流してくれることで、プロジェクトの認知は一気に広がります。共感を得られるプロジェクトであれば、いいね!数は一気に跳ね上がります。

もしあなたがクラウドファンディングに投稿する際は、インフルエンサーや著名人を味方につける方法を考えてみるのもひとつの手です。


インフルエンサーや著名人が関わっていないが、シェアされたプロジェクト

こどもたちの教育、おとなたちの交流。全国と世界から人が集まる学校と日本一元気な町をつくる!

スクリーンショット 2014-05-21 16.56.38

http://shootingstar.jp/projects/434
いいね 2420/Tweets 23
達成金額:160万500(目標金額:150万)/サポーター125人

ほか多数。
これらに共通するのは、「誰かに知らせたくなる」共感型のコンセプトであることです。ほかにも東日本大震災の復興支援などのプロジェクトは、主にFacebookで拡散しやすい傾向にありました。

「このプロジェクトを多くの人に知ってほしい」だけではなく、「このプロジェクトに注目していることをアピールしたい」という、ユーザーの潜在意識も隠れているのかもしれません。


バズってはいないが、目標金額を達成したプロジェクト

国指定重要文化財の札幌時計台で「時計台シネマ」を開催する

スクリーンショット 2014-05-21 17.05.21

http://shootingstar.jp/projects/379
いいね 150/Tweets 3
達成金額:10万4000(目標金額:10万)/サポーター19人

このカテゴリーに分類されるプロジェクトは、意外にも多数存在します。成功要因としては、「知人・友人」または「友だちの友だち」の輪がしっかりとしていて、小規模な拡散で支援を集められたことが考えられます。

全く知らない人の支援をほとんど受けることなく、いわば周りの人の共感を得ることができたプロジェクトなのだと考えられます。また、募集金額が100万円以下と、比較的低いことも特徴として挙げられます。


インフルエンサーや著名人が関わっている、ひっそり成功型プロジェクト

福島の応援はリアルな出逢いから!高橋歩&福島フレンズと楽しく飲んで、友達になろう!

スクリーンショット 2014-05-21 17.05.34

http://shootingstar.jp/projects/38
いいね 173/Tweets 37
キーパーソン:高橋歩(FBフォロワー3万人/TWフォロワー4万人)
達成金額:44万7000(目標金額:30万)/サポーター54人

などなど、いくつか存在します。わざわざ拡散される必要がなく、個人的に発信していくだけで、多くの人にリーチし支援を得られたのではないでしょうか。


一般プロジェクトオーナーのSNS活用法

クラウドファンディングに挑戦したい多くの方は、SNSでのつながりや、思い当たる著名人の知り合いに自信のない方です。その場合だとしても、自身のSNSを十分に有効活用しましょう。以下に、方法をまとめました。

(1)知人・友人に拡散をお願いし、ひとりでも多くの人に届くようにする

TwitterやFacebookには、あなたの学生時代の友だちや、会社の同僚がいると思います。信用できる仲間を誘い、シェアやRTをお願いしてみましょう。とにかく、自分だけではない、他の人との繋がりに届かせることが重要なのです。


(2)NAVERまとめやYOUTUBE、Vineなどを使って、拡散の種を撒く

あなたの既存SNSアカウントには拡散力がない場合、新しいメディアを使ってみるのもひとつの手です。例えば、NAVERまとめにプロジェクトに関係のある有用な情報を紹介したり、YOUTUBEやVineなどに「笑い」や「感心」を誘うような動画をアップをしてみましょう。あなた自身に拡散力がなくても、コンテンツが面白ければ話題になる媒体はあります。


(3)プロジェクトに関わりそうな団体・お店・著名人・情報媒体に営業する

プロジェクトの拡散に協力してくれそうな人たちに営業をして、拡散をお願いしてみましょう。公式HPからメールを送ることに抵抗があれば、直接SNSアカウントに投げかけるだけでも有効です。プロジェクトに共感をしてもらえれば、紹介してもらえるかもしれません。多くの人を巻き込ませるような行動を取りましょう。


まとめ

いかがでしたか?
「拡散されなければ絶対に成功できない」というのは、大きな間違いであることをお伝えできたかと思います。クラウドファンディングを始める前に、自分のプロジェクトがどのカテゴリーに属し、SNSとどう付き合っていくかを考えておきましょう。



WRITER この記事を書いた人
高原 千晴
WRITTEN BY
高原 千晴
2013年、クラウドファンディングで日本一周の旅を敢行。あなたのやりたい気持ちを後押しするため、クラウドファンディングの普及に努めています。
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